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蒸気機関車の種類は大きく分けて二つありテンダ機関車とタンク機関車がある。 |
テンダ機関車とタンク機関車テンダ機関車とは、運転室の後ろに水と石炭などをつんだテンダ(炭水車)をつけているもの。それに対し、タンク機関車とは、運転室の後ろに石炭箱をつけ、ボイラーの両側に水タンクをつけているもの。 テンダ機関車は、水や石炭などを多くつむことができて補給の回数が少なくてすむので、長距離用や急行列車などに使われ、 タンク機関車は、車体が小さく小回りがきくので、ローカル線や入れかえ用などに使われる。
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ナンバープレート蒸気機関車には、前後左右合わせて4枚のナンバープレートがついています。そこに書かれているアルファベットや数字は、その機関車の形式と何番目に作られたかが書かれています。
最初のアルファベットは、その機関車の動輪の数、その後の2桁の数字が主にテンダ機関車かタンク機関車かを示しています。
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除煙板(デフレクタ)除煙板とは、蒸気機関車の前のほうにある左右合わせて二枚の板のことで、デフレクタとも呼ばれ単に「デフ」と呼ばれることもあります。除煙板の働きは気流を作って煙が蒸気機関車にまとわりつかないようにします。 この除煙板(デフレクタ)は速度が時速30kmくらいから効果が出てきます。 除煙板(デフレクタ)の種類は、大きく分けて2種類あって普通のものと門デフと呼ばれるものもあります。
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ドレインドレインとは、蒸気機関車が出発したときなどにシリンダーの下部から蒸気をシューと出すことで、シリンダーの内部で蒸気が冷えてできた水を排出するためにします。そのことを「ドレインを切る」ともいいます。 |
ドラフトドラフトとは、蒸気機関車が走るときにボッボッボッボと言う音のことです。蒸気機関車のように煙突が低くいと、煙がなかなか外へ出ていきにくくいくら石炭をくべても蒸気が上がらなくなってしまいます。
そのためシリンダーからくる蒸気を煙室内(煙突の下の部分)に噴出させてやることで、煙室内の煙を外へ押し出しているのです。 |