私が、初めて蒸気機関車を実際に見た記憶があるのは、1997年の夏の事
しかし、蒸気機関車への興味が芽生えてきたのはそれから約十年後の事だった。
ここでは、私の記憶の中で最も古い時の蒸気機関車である。
出発準備中のD51
この場所は、今ではどうなっているかわからないが、
当時は道路を挟んでガソリンスタンドがあって
手前に貨物ヤードがあったことを覚えている。
今では、もうガソリンスタンドも貨物ヤードも取り壊されてなくなってしまった。
「私とデゴイチ」 1997年 7月 1日撮影
このとき私は、まだ幼稚園に入ったばかりで
まだ小さかった私は、蒸気機関車の迫力にただ驚いていた。
この頃の私には汽笛がとても大きく聞こえた。
それから十年後、十四歳になった私は、蒸気機関車を撮るために時々線路の側にいる。
他のどんな列車より蒸気機関車が一番好きだからだ。
なのでこれからも今残っている蒸気機関車の写真を撮っていきたいと思った。